ASKAさんのこと書きました！

2016/02/24

2016/02/26

この記事を書いている人 - WRITER -

以前、書いていたエニアグラムシリーズ
エニアグラム６番のモチベーション
 エニアグラム６番のモチベーション　続編
 エニアグラム６番のモチベーション　番外編
もそろそろ書き上げたいと思いつつ(^^)

心と体は密接につながっているシリーズ
【心と体は密接につながっている】１
 【心と体は密接につながっている】２
 【心と体は密接につながっている】３
 【心と起こる現象は密接につながっている！？】
【ダークヒーロー】
の続きでASKAさんのことも書きたいなぁって思っておりました(^^)チャゲアスのASKAさんのことですーー！ASKAさんの逮捕が報道された時、私はまだ東京にいた頃だったのですが、かなりショックを受けまして、なぜか私までも気持ちが沈みがちに・・・。ワタクシ、分析癖があるもので(^_^;)ASKAさんに何があったんだろう？と、ついついいろんなネット記事なども読んだりしてしまったのですが。でも、実際のところああいった記事のどこまでが本当なのかはわかりませんし、ASKAさんが実際に語ってるわけじゃないし、ASKAさんの個人的なエピソードを書くのは差し控えたいのですが、こういった事件が起こると私の頭に浮かんでくるのが以前【心と起こる現象は密接につながっている！？】の中でご紹介している心理学の理論です。

↓↓↓

「反復強迫観念」とはフロイトの造語ですが、過去に起こった苦痛を伴う感情的な体験をくり返して再現しようという、抑えようのない衝動のことをいいます。英国の精神分析医であるアーネスト・ジョーンズは「精神分析に関する論文」(１９３８年)の中で、この反復強迫観念を次のように定義しました。「それを行っても快楽が得られるかどうかにはまったく関係なく、以前の体験や状況を繰り返してしまう盲目的な衝動」つまり、その行動がどんなに有害で破滅的であっても、その人はそれをくり返さずにはいられないように見えます。意思の力もこの衝動をコントロールすることはきません。フロイトはその原因となった最初のトラウマ(精神的外傷)を意識化し、解放し（このプロセスを精神科医は浄化作用と呼ぶ）その時の感情と学んだことを統合すると、非常に効果があることを発見しました。また、こうした出来事は往々にして子供時代に起きている・・・

ということなんですが。ちょっと前に芸人さんが女子高生の制服を盗んで逮捕されるという事件もありましたよね。ああいった事件を見ていても思うことなんですが、もしかしたらご本人はその行為をやめたい気持ちがあるかもしれない。でも、意思の力でコントロールすることができないのかもしれない・・・。もちろんだからと言って「だから仕方ないよね」と、その行為を容認しているわけじゃないですよ。逮捕されるなり入院するなりして被害が大きくならないように自分や周りの人達をこれ以上傷つけないように迷惑をかけないように隔離することが必要だと思っているのですが、でも、それだけでは根本的な解決にはならないように思います。抑圧されているものを意識しないで、もう同じあやまちは繰り返さないぞ！と、どんなに反省したところでその反省がさらに抑圧を強くするだけならやっぱり繰り返しは起こってきてしまうのではないかなぁと。特に覚醒剤は常習性があり繰り返してしまう習性があると言われていますけれども。
でも、こういった形で現象化することによって強制的に解放が起こり、苦しむことによって浄化作用が起こっているということもあると思います。

ASKAさんのような成長ステージにおられる人達って(日本を代表するようなアーティスト、アイドル、スポーツ選手とか、巨大なプロジェクトのリーダー的立場の人達といったところでしょうかーーー☆)周りの人達がその人に求めるているものがポジティブなことばかりだと思うんです。成功、強さ、夢や希望、憧れ、美しくて、かっこよくて！完璧！みたいな(^^)ネガティブなことなど望まれていないと思います。(成功者に妬みや僻みを向ける人はいるでしょうけどでも)でも、そんなスーパースター達だって人間ですから失敗することも挫折することもあるだろうし、勝負に負けることもあれば多額の借金を背負うこともあるだろうし、怪我をすることもある。スランプに陥ることもある。辛い別れをする時もある。誘惑も多くなるでしょうから騙されたり裏切られたり陥れられたりする機会も増えそうですよね。チャレンジがどんどん大きなものになって行けば行くほど、ご本人の中でのアップダウンは私達のような凡人には計り知れないものがあるだろうなぁと思います。もちろん、そんな逆境さえも払拭させるくらいに輝き続けるからこそスーパースターなんでしょうけども☆☆☆

ポジティブと同じようにネガティブも受け入れられるような周りの環境やご本人の性質があればバランスもとりやすいように思うのですが、悪いことには蓋をして、見ないふりをして、極端にいいことばかりに目を向けようとすると抑圧が限界に達した時に体の不調や心の不調、大きな事件、突発的な事故死というような形で現象化するのはこの心理学理論的には納得できてしまいます。一言でネガティブと言っても無価値観や罪悪感、恐れ、怒り、悲しみ、傲慢、懐疑などなどいろいろあると思います。あってオーケーです、というかありますから(^^)思いのままにそれらを表現するとスーパースターには致命的なイメージダウンにつながって行きそうですが（ネガティブな面をうまく売りにしてる人はいいですよね笑）抑圧すると違った形で出てきてしまうということであれば、現象化する前に自分が抑圧しているものに目を向けられることがベストです！抑圧している感情に気づいてそれに巻き込まれないのが理想の形ではあると思いますが！わかってはいてもそうできないことも多々あるのかなと。渦中にいる人達が巻き込まれて行くエネルギーは強烈なものがあるのだろうなぁと想像しています。わかっていても巻き込まれてしまう。わかっていてもそうなのに抑圧に気づいてなかったなら、ご本人が起こってしまった現実をなかなか受け入れられないのも無理のないことかもしれないと思ったり、それとも自立が極まり過ぎて受け取れないのかなぁとか、ASKAさんのことが報道されるとつい分析してしまうのですが。まぁ、本当のところはASKAさんにしかもちろんわからないですけれどもね。

でも、でも、ASKAさんのことに限らず、最近の風潮としてもネガティブなモノは極力排除しましょうー！みたいな傾向ないですか？もちろん、よいイメージは大切だと思いますが。例えば、死とか老いとか、醜いモノ、都合の悪いモノはなるべく見えないように排除するというか。私のバイト先でも「お墓が見えるのが残念」というようなクレーム（？）まではいかずともお客様からの声が時々あるようで。お店のすぐ横にお墓があるということであれば、オバケ的なこと（？）が怖いのかな？って思ったりもするんですが遠くにお墓が見えることが問題になるんだーと少し驚きました。なんでもかんでもディズニーランドのようには行きませんよーー；と思ってしまいます。日本人の美意識も変わりつつあるのかな？なんていう話をうちの旦那さんともしていたのですが、そう言えば、むかーしうちの旦那さんが東京時代に書かせて頂いていたブログにそんなことが書かれていたことがあったなと思って探してみたところありました！→【ブラタモリ】という題名でお墓のことを書いてるんですが。久しぶりに読んでみてやっぱり夫婦そろって物事の着目点がエニアグラム６番ぽーーい！と思って面白かったです(笑）ちょっと話がそれましたが(笑）でも、極端にポジティブに傾くとどこかでしわ寄せがくるというか、反動が出るような気がしますねー。
あっ、ちなみにタモリさんはエニアグラム５番だと言われています♩

話を元に戻しますけども！そんな時に某、東京の朝のテレビ番組でチャゲさんの独占取材があって私もたまたまそれを見ていました。チャゲさんはASKAさんのことを気にかけつつ、自分自身に意識が向いているように感じられました。ソロ活動も続けておられるとのことでいいことだなぁと。一方で、ASKAさんの奥様のことも報道されてましたが、奥様はどうなんだろうと気になってしまいました。お節介だとは思いますが(^^;)

共依存という言葉をご存知でしょうか？かなり前のことですが、女優の三田佳子さんが某テレビ番組で息子さんとのことについてお話されていたのですが、三田佳子さんの息子さんも以前、覚醒剤で逮捕されていますけれども息子さんの逮捕後にカウンセラーの先生から親子の共依存について指摘されたとお話しされていました。やっぱりこういうケースではカウンセラーがついてアドバイスされるんだなぁと興味深く思いながらその番組を見ていたのですが・・・少し長くなりそうなので共依存については次回、また詳しく書いてみたいと思います(*^^*)

僭越ながらいろいろと書かせて頂きましたが。ASKAさんご本人の意思ももちろんありますから、ファンにできることは奇跡が起こることをただ祈ることだけです！！！
事件後、Youtubeでチャゲアスの歌はずいぶん聴きました。知らなかった歌もたくさんあって、CD欲しいなぁーーと思ってるんですが、今、出回ってないのでね(TT）

今、私が持ってるのはこのCDだけです。旦那さんが昔買ったやつを出してきてくれました。確か、私が中学生くらいの時に発売されたCDだと思います(^^)カセットにダビングしてもらって聴いてました。懐かしいーー！また普通にチャゲアスのCDが買える日が来ればいいなと思っています♩