施餓鬼
お盆ですね。東京は帰省ラッシュで昨日は品川駅も大勢の人で込み合っておりました。
お盆休みで東京に遊びに来られる人もおられるでしょうし品川なんかは相変わらず賑やかですが、東京も場所によって商店街やオフィス街なんかは静かで人が少ないように感じられます。
私の地元、但馬の柴山は早朝からお墓参りの人達で賑やかだろうなぁ。今年もお盆は帰れなかったけど８月の末に帰省した時には私もおじいちゃんのお墓参りに行きたいと思っております。
そもそも、お盆のいわれは仏教から来ているそうで『仏説盂蘭盆経』という経典にそのことが書かれているそうです。
お釈迦様の弟子の目連が、亡くなった母親のために大徳衆僧が雨季の修行を終える７月１５日にご飯、百味、五果などの珍味を用意して供養すべく奔走するというお話があるそうなんですが、その功徳によって、目連の母親は天上界へ浮かぶ事ができたのだそうで（←あまりにも話の内容を省略してしまいましたが^^;）
そのような言い伝えの名残からか私の地元、但馬の香美町周辺では各お寺で初盆を迎える故人の施餓鬼の法要が行われています。お寺によって日にちもそれぞれなのですが、その法要の行われているお寺にお参りし故人の供養をする七施餓鬼という風習がありまして、違う宗派でも構いませんので七つのお寺にお参りします。
４年前、旦那さんのお母さんが亡くなり、うちのおばあちゃんの小学校からのお友達が亡くなった時に、おばあちゃんと二人で七施餓鬼のお参りをしました。
その時の様子を今日は書いてみたいと思いまーす♪
初日お参りした三川山・弥口の寺（真言宗）の場合 ↓
お寺で行われる法要がすでに始まっておりました。檀家の方達もたくさん集まっておられます。
七施餓鬼を回る私達はお寺の境内にこのように施餓鬼コーナー（？）が作られていてご飯や野菜、お水を用意して下さっているので家から用意してきた供養したい方の戒名が書かれた御札とお賽銭を共にお供えします。
そして浦上・帰仰寺（曹洞宗）の場合 ↓
という風にして全部で七つのお寺を回り、七施餓鬼ということになります。初盆を迎える家族や親戚、知人のために皆さん、お休みの日や会社に行く前などにこうしてお寺にお参りされるようです。
なぜ七つのお寺にお参りするのか、いつ頃からどんな言われではじまったことなのかわかりませんが、町内でも大きなお寺の存在は知っていても七施餓鬼のお参りではじめて訪れるお寺もあったりしてこんな小さな町によくこんなたくさんのお寺があるものだとその数の多さに少し驚くと共に地域に根付いてる集合的無意識（ｂｙカールユング）的な？ものも感じたりしました(^^)
お盆の行事なども子供の頃から習慣的にやっていることなので自分では気づいてませんが、うちの旦那さんや他の地域の方達から信仰深い地域だねと言われたりします。日本各地でもいろんなお盆の風習があっておもしろいでしょうね～～～♪
来年からは再び但馬でお盆を迎えることになるのでその時には但馬のお盆の様子をブログに書いてみたいと思っています^^
Comment
お盆終わったね～
今年は雨降りの盆だったわ～
夕方私が燈籠点けに行ったら、おばあちやんが「おじいさんが喜んどる」とまさかの3000円の小遣いをくれました～f(^_^;
お父さんが「何でわしにはくれんのだ…」と言っておりました。
なんだか出石も面白そうだぞ♪
モコさん、お盆終わったね～私は何もお盆らしいことしてないけど、夏らしいこともまだ何もしてないけど（＞＜）
私の夏はこれから！！（笑）
お父さんはこないだ焼肉行った時に４５００円もらったでしょ～～！順番！！って子供か！（笑）
出石は何やっとるん？城崎がめちゃめちゃおもしろそう～☆
とりあえずきよさんは出石＝皿そば＝食べたい！になってるみたいなんだけどね（笑）
コーヒースタンド？何か空き家の軒下でコーヒー屋さんしとんなるみたい～夜はたまに呑み屋になったり…
それも８月いっぱいみたいだけど( →_→)
この前は永楽館に狂言師の有名な人～のぼうの城の人、ほれ朝の連続ドラマにも昔出てた～名前度忘れた。
来とんなったみたい～
あっ、野村萬斎だ！
８月いっぱいやってるか～～間に合わんことはないね（笑）観光地は賑やかでいいなぁ^^
萬斎さん永楽館で狂言やったの？すごーい！なんか、片岡愛之助さんもＦＢで見かけた気がしたんだけど違ったかな？
浜茶屋とか臼ケ浦行のかもめ丸運行は盆で終わっただろうね（＞＜）終わりかけてるけど夏を満喫するぞ～～！（笑）