大輔くん

話には聞きますが、娘の私にもなかなか実際の航海中の様子はわかりません。

去年の冬に柴山港からさらに西側にある浜坂港の船にカメラが乗り込んで松葉蟹漁の様子を撮影した番組をやっていたのをたまたま見たのですが、深夜に旦那さんとその番組を見ながら漁師の娘号泣！（笑）“６メートルの波”とスーパーに出てましたが大袈裟じゃないと思いました。すごい嵐の中操業している様子が写し出されていました。
柴山港は港の入口が狭くなっているので港の外がどんなに荒れていても港内は荒れることがなく船が出港する時は静かで穏やかなのですが、私が小学校低学年の頃まで父はおとなり香住港の船に乗っていたので港の構造上、出港時にすでに海が荒れているのが一目瞭然！当時、父の乗っていた船の船頭がイケイケタイプだったので（笑）大きな波で見えなくなりそうになりながら港を出て行く船を見送ったことが何度かありました。子供心に「お父さーーーん！！（涙）」という心境で軽くトラウマになったのではないかと思います（笑）

そこへくると漁師の妻達はたくましいもので「お父ちゃん、頑張ってええ漁して帰って来いよー！」という感じ（笑）そんなたくましく楽天的（？）な漁師の妻達も我が子が船に乗るとなるとその心境は一変。心配で仕方ないと言います。気持ちはわかります。わかりますけれどもお父ちゃんのことももうちょっと心配してあげて下さーい（笑）半分冗談ですが（笑）でも、冗談抜きにしても港町の人達はほんとたくましい！どこからそんなパワーが湧いてくるんですか？って思うくらいに皆さんお元気！！

写真は大正丸の１０月、松葉蟹漁がはじまる直前の出港風景です。港で加工屋さんがイカを干しておられたので一緒に^^

イカがおいしそうだったので近づいてもう一枚^^

平和な時間が流れる柴山港。